ERCP model

ERCP

モデル名称:MRS ERCP/ESTモデル

十二指腸内視鏡を用いた 内視鏡的逆行性胆管膵管造影 ERCP (Endoscopic Retrograde CholangioPancreatography) 関連手技の包括的なトレーニングができるモデル。

このモデルは医療関係者および、医療機器開発者、治療技術開発者向けの販売を目的としておりますので、一般の方へは販売いたしません。当モデルご使用時にお客様がご用意された機材の故障等については、弊社は一切の責を負いません。

概要

モデルのサイズ・構成 

  • ERCP管腔モデル W61.5×D29×H14cm
  • 疑似乳頭 横2.7㎝×縦2.9cm
  • 専用のキャリーケース付きで持ち運びも容易です。

再現性が高く、簡単なセッティング

  • ERCP管腔モデルに疑似乳頭を取り付けるだけで完了。
  • 管腔はパーツ毎に分解と水洗いができ、繰り返し使用可能。
  • 同じセッティングを容易に再現可能で、遠隔中継指導にも最適。

このモデルの特長

  • 人体に近い弾力のある十二指腸乳頭を再現。
  • 血管配置と胆管走行は解剖学的特徴を再現。
  • 11時~12時方向以外での切開、又は過剰な切開で出血合併症を再現。
  • 出血時はシリンジ操作による拍動性出血を再現可能。
  • 内視鏡画面と疑似透視画面を同時に表示し、実臨床と類似した環境のセッティングが可能。

トレーニングの内容

  • ESTの正しい切開方向の学習。(通電切開)
  • 胆管挿管~EST~胆管結石除去の包括的な学習。

このモデルで出来ること

  • 基本手順(カニュレーション、EST、ガイドワイヤー挿入・肝門部入れ分け)
  • ストーンマネジメント(破砕、バスケット等での採石)
  • ステント留置

このモデルを使用するために必要な機材(お客様でご用意いただくもの)

  • 十二指腸内視鏡および内視鏡システム
  • 胆管用ガイドワイヤーおよび処置具類
  • 高さ90㎝程度のテーブル
  • カメラもしくはスマートフォンとディスプレイ(放射線造影透視に似せたシステム)

オプションパーツ

(只今準備中です。今後ラインアップしていきます)

  • 胆管内視鏡用胆管パーツ

価格や詳細についてはお問い合わせください。

Eメールinfo#u-a.tokyo #を@に替えてください
電話03-3763-3753
プロダクト担当長尾

その他

  • 機器開発者・研究者向けに仕様カスタマイズも承ります。(別途お見積り)

このモデルについて

監修 菅野 武 (かんの たけし)
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野准教授
自治医科大学医学教育センター医療人キャリア教育開発部門 特命教授
共同研究 東北大学大学院医学系研究科、デンカ株式会社、ユー・エー株式会社
製造者ユー・エー株式会社
論文情報(英語)https://karger.com/dig/article/105/2/149/894178/A-Novel-Dry-Simulator-Model-for-Learning
MRS ERCP/ESTモデルのMRSとはMedical Rising STARの略です。
Medical Rising STAR の STAR には “Simulator Training model for Advanced high Risk endoscopic therapy” の意味を込めています。
また Medical Rising STAR はデンカ株式会社の登録商標です。