Stomach model for screening and zoom

モデル名称:オールインワン胃モデル2022

上部消化管内視鏡のオーソリティーである八尾建史先生監修による拡大内視鏡を用いた胃内各部にできた腫瘍へのアクセス、拡大観察、浸水観察、フルズームによる全周観察などの高度な内視鏡テクニックを習得できるモデルです。内視鏡送吸気・送水に対応した本格的なモデルです。

This stomach model is used for screening and zoom observation training with magnification endoscope.

只今このモデルは一部資材調達において支障があるために、生産数が限られており、試験的な販売のみとさせていただいております。また当モデルは医療関係者および、医療機器開発者、治療技術開発者向けの販売を目的としておりますので、一般の方へは販売いたしません。当モデルご使用時にお客様がご用意された機材の故障等については、弊社は一切の責を負いません。このモデルは予告なくデザインや仕様を変更する可能性がございます。

外観

再現性が高く、簡単なセッティング

  • 各部を取り付けるだけで完了。
  • 管腔はパーツ毎に分解と水洗いができ、繰り返し使用可能。
  • 同じセッティングを容易に再現可能で、遠隔中継指導にも最適。

このモデルの特長

  • 拡大内視鏡の開発にも携われた、世界的権威である八尾建史ドクターの監修
  • 胃拡大内視鏡を使用したトレーニングが出来る
  • 透明な胃モデルで、内視鏡の挙動が分かる。
  • 送気・吸引・送水に対応。
  • 下記3要素を配置.。

トッパンテストチャート※ 3個

3㎜の四角形に描かれている超微細なマーキングや文字を拡大内視鏡で観察できます。

※トッパンテストチャートはTOPPAN株式会社の製品で、主に半導体製造装置の精度管理、解像度確認やフォトレジスト選定時の評価基準に使用されているものです。

シリコンに封入した葉脈の疑似病変 5個

血管を模した葉脈の細かなところまで観察できます。(葉脈は本物の木の葉由来のものを赤く染色し、特殊な工具で丸く切り抜いて使用しています。)

カラーマーキング 19か所

トレーニングの内容

  • 送気・吸引によるチャート等へのアプローチ。
  • スコープ操作の4つの基本テクニック。
    • アップアングル、プルバック、スウィング・ザ・スコープ、カウンタークロックワイズ。
  • 注水による、浸水観察。
  • 病変アプローチ後の全周フルズーム観察。
  • 白色光通常内視鏡による系統的観察(SSS)。
    • マーキング箇所 前庭部(4か所)、胃体下部(4か所)、胃体部(4か所)、噴門部(4か所)、胃角付近(3か所)。

このモデルを使用するために必要な機材(お客様でご用意いただくもの)

  • 拡大内視鏡、内視鏡システム及び内視鏡送水装置。
  • 高さ90㎝程度のテーブル

このモデルを使用したトレーニング方法

オリンパスのメディカルタウン(医療ウェブサイト)内で2本の動画が公開されています。「八尾先生」と検索していただくと表示されます。医療従事者の方のみが視聴できます。サイトのご利用に当たっては会員登録が必要となります。

メディカルタウン (オリンパス医療ウェブサイト) 

価格や詳細についてはお問い合わせください。

Eメールinfo#u-a.tokyo #を@に替えてください
電話03-3763-3753
プロダクト担当長尾

このモデルについて

監修八尾 建史 (やお けんし)
福岡大学筑紫病院内視鏡部 診療部長・教授
製造者ユー・エー株式会社
名称がオールインワン胃モデル2022となっておりますのは、2022年時点での八尾先生が開発された最良なトレーニング方法に基づいています。消化器内視鏡の性能や内視鏡手技は日々進歩しており、新たな機能や方法が出た時はそれに合わせて更新していく予定でございます。
このモデルを開発にするに当たり、オリンパス株式会社およびオリンパスマーケティング株式会社の方々に多大なご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。