2025年11月7日
腎臓における腎結石治療においてトップランナーとして活躍されている八戸平和病院泌尿器科の工藤大輔先生と腎結石の経皮的な治療方法のシミュレーター開発の研究を開始しました。
研究の背景
腎臓に石が出来る病気を腎結石といい、通常は自然に排出されますが、大きいサイズの結石は尿路を通じて内視鏡を挿入しレーザーで破砕する治療を行います。さらに大きな結石については、腋下の脇腹付近からエコーガイド下によって、とても細い針を腎臓内の腎杯に向かって穿刺し、穴を拡張し腎瘻(じんろう)を形成し、尿路と腎瘻から両方で結石を破砕します。
(ECIRS:Endoscopic Combined Intrarenal Surgery:経皮的経尿道的同時砕石術)
通常腎臓は呼吸により体の中で頭側と足側に動いており(呼吸性変動)、この腎瘻形成においては経皮的な穿刺は腎臓の動きを注視しながら目的の場所まで穿刺していく必要があります。動く臓器を注視しながら穿刺する事は非常に難しく、これまで世界的にも有益なトレーニングが出来るシミュレーターが存在しませんでした。当社はすでに呼吸性変動機能付きエコーガイド下の肝腫瘍穿刺モデルなどを販売しており、エコーガイド下での穿刺等の治療シミュレーターの設計・製造において先行技術を有しており、共通の要素技術を用いた腎穿刺においても当社の知見を活かせることと考え、当研究を開始しました。
工藤 大輔 医師
八戸平和病院 泌尿器科
尿路結石症に対する内視鏡的破砕術のフロンティア
2025年11月現在

「将来の先駆者のために」
ユー・エーが提案する医家、研究者、開発者、マーケターの方に向けて開発する医療用モデルです。

